2017年にイアンマクロード社によって復活を果たした”ローランドモルトの王”ローズバンク蒸留所。
蒸留所が閉鎖された1993年以前のモルト原酒から作られた「レガシーシリーズ」の最終章となる一本がリリースされました。
ローズバンク32年 レガシーシリーズ
(出典:https://www.rosebank.com/our-whisky)
32年熟成のスコッチウイスキー「ローズバンク32年レガシー・シリーズ」がシリーズ最終作として発表されました。
このウイスキーは、1993年の蒸溜所閉鎖前に引き揚げられた希少なローズバンク樽からボトリングされております。
層が厚く複雑でありながらバランスが良く、繊細な味わいが特徴です。
パイナップルと砂糖漬けのジンジャー、レモンとマジパンの混ざり合ったアロマに、ホワイトペッパーとコーヒーのニュアンスを感じることができます。
口当たりはベルベットのようで、モルト、タイム、バタースコッチ、トロピカルフルーツのニュアンスが広がります。
また、ソフトで長いフィニッシュは、レモン、蜂蜜入りのおかゆ、トーストしたクルミを思わせる風味があります。
ローズバンク レガシー・シリーズ 32年は、アルコール度数47%でボトリングされています。
参考希望価格は2100ポンド(24年5月現在 約41万円)。
ローズバンクのウェブサイトから購入できるようですが、日本への販売は今の所未定です。
ローズバンク蒸留所は、イアン・マクロード社が2017年に買収により、復活。
閉鎖から30年経った2023年には復活計画がスタートしてから初めてローズバンク蒸溜所でニュースピリッツ(熟成前のウイスキー)が作られています。
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