グレンモーレンジィ オリジナルが「10年」から「12年」に進化?

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「完璧すぎるウイスキー」として人気の高いグレンモーレンジィ。

そのフラグシップボトルである「オリジナル」が今後2年間熟成年数が増え、進化するかもしれません。

すでに蒸留所のビジターセンターや英国の公式ウェブサイトでは変更がされており、イギリスでは流通している「オリジナル」も8月以降順次変更となるそうです。

目次

グレンモーレンジィ オリジナルがボリュームアップ!?

グレンモーレンジィ・オリジナルの熟成年数が、従来の10年から12年にアップグレードされることとなりました。

ブランド側によると、この2年の追加熟成期間によって香りがより一層引き立ち、滑らかさや甘み、複雑さが増したとのことです。

グレンモーレンジィ特有の”オレンジ・蜂蜜・バニラ・ピーチ”といった香りが感じやすくなり、香りがボリュームアップしております。

この変更は、グレンモーレンジィの専門家チームによる徹底的な試飲実験の結果を受けたものです。

10年熟成の製品と12年熟成の製品を比較し、後者の優位性が確認されたことで、現行の12年熟成への移行が決定しました。

グレンモーレンジィの製造・蒸留の最高責任者であるビル・ラムズデン博士は次のようにコメントしています。

「最近、私のチームと私は、私たちの代表的な表現であるオリジナルをさらに美味しく再構築できないかと考え始めた…その完成形が「ザ・オリジナル12年」です!オレンジ、バニラ、ピーチ、ハチミツといった、グレンモーレンジを代表するウイスキーのクラシックな香りを “さらにボリュームアップ “させたことにより、スムースでクリーミー、そしてさらに複雑な味わいに仕上がっています。」

2024年ワールド・ウイスキー・アワードの批評家たちも、新しいグレンモーレンジィ オリジナルを絶賛し、ゴールド・メダルを授与しています。

グレンモーレンジィ オリジナル 12年は、現行のグレンモーレンジィ オリジナル 10年と同様のラベルデザインでアルコール度数も同じく40%。

蒸留所ビジターセンターやイギリスの公式ウェブサイトではすでに変更されており、希望小売価格40ポンド(8080円程度)で販売されています。

8月以降、順次変更となるようです。

安井

日本での公式の発表がありませんが、もしかしたらグレードアップと同時に大幅な値上げとなってしまうかもしれないね。。

香り

柑橘類と熟した桃が、バニラの柔らかさとバランスをとっている。

味わい

バニラが現れ、花のような果実味がはじける。

余韻

驚くほど余韻が長く、アーモンド、ココナッツ、そしてメープルシロップのタッチがはじける。本当においしい!

(公式ウェブサイトより抜粋)

グレンモーレンジィ オリジナル 12年
希望小売価格40ポンド(8080円程度)
熟成年数12年
熟成樽バーボン樽
発売日2024年8月以降
Glenmorangie(グレンモーレンジィ)
¥5,156 (2024/09/04 02:31時点 | Amazon調べ)

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この記事を書いた人

Yasui Youheiのアバター Yasui Youhei ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフ

私は、ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフです。ウイスキーの魅力を一人でも多くの人に広めたいと思い、ブログを開設しました。|TWSC審査員|ウイスキー文化研究所認定ウイスキーコニサー|調理師|1児のパパ

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