ブレンデッドスコッチの老舗ブランド「カティサーク」が、ブランド初となる缶入りRTD(レディ・トゥ・ドリンク)製品を発表しました。新製品「カティサーク&ジンジャーエール ハイボール」は、ウイスキーとジンジャーエールを組み合わせたシンプルながらも洗練されたハイボールで、伝統的な味わいをカジュアルに楽しめる新提案です。
マスターブレンダーのスティーブン・ウッドコック氏は、「これはカティサークの新たな章」と位置づけ、幅広い層に向けたブランド体験の入口として期待を寄せています。
製品概要と開発の背景
「冒険」と「手軽さ」の両立を目指して
1923年に設立されたカティサークは、冒険と探究をキーワードに100年以上の歴史を築いてきました。その中で今回のRTD展開は、まさに時代の変化に対応した一手といえます。
カティサーク&ジンジャーエール ハイボールは、ウイスキーのバニラと柑橘の香りを、ジンジャーエールの甘みとスパイシーさが引き立てる構成になっており、爽快感とバランスの良い飲み口が特徴です。
スペック表
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | カティサーク&ジンジャーエール ハイボール |
タイプ | RTD(缶入りハイボール) |
内容量 | 355ml(×4缶) |
アルコール度数 | 非公開(一般的には5~8%想定) |
フレーバー | バニラ、柑橘、ジンジャーのスパイス感 |
受賞歴 | ワールドドリンクスアワード2025 金賞(プレミックス部門) |
希望小売価格 | 9.99米ドル(元の金額:約1,570円/4缶) |
発売地域 | 米国(その他、ポルトガル・ブルガリア等も展開予定) |
発売時期 | 2025年6月(米国にて発売中) |
ウイスキーRTD市場の最新動向
トレンドを牽引するグローバルブランド
カティサークの今回のリリースは、ジャックダニエル×コカ・コーラや、ザ・グレンリベットの「ツイスト&ミックス」シリーズと同様、缶入りカクテル市場の拡大に応える形となります。特に若年層やアウトドア志向の消費者に向けた商品設計が主流となりつつあり、RTDはウイスキーの新しい入り口として注目を集めています。
また、小規模な蒸留所においても、ウイスキー開発の一環としてRTDを先行投入する動きが見られ、実験的かつマーケティング戦略的な意味合いでも重要なカテゴリとなっています。
誰におすすめか?
このカティサークの缶入りハイボールは、以下のような方におすすめです。
- ウイスキー初心者で、気軽に試してみたい方
- 仕事終わりやアウトドアで手軽に楽しみたい方
- ジンジャーエール系のミキサーを好む方
- カティサークの風味をラフに楽しみたい既存ファン
高品質ながらも価格が手頃で、スタイルに縛られず楽しめる点が魅力です。
まとめ
「カティサーク&ジンジャーエール ハイボール」は、伝統を大切にしながらも時代に合わせて進化するブランドの姿勢を象徴するRTD製品です。ウイスキーをもっと自由に、もっと身近に楽しめる提案として、今後の展開にも期待が高まります。
記事まとめ
- カティサークが初のRTD製品をリリース
- ウイスキーとジンジャーエールのハイボールを缶で提供
- 爽やかで手軽に楽しめるバランスの良い味わい
- ワールドドリンクスアワード2025で金賞を受賞
- 希望小売価格は9.99米ドル(元の金額:約1,570円/4缶)
- 現在米国で発売中、今後はヨーロッパでも展開予定
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