ティーチャーズ・ウイスキー、新ブランドアイデンティティを発表

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伝統と現代性が融合したデザインリニューアル

スコッチウイスキーの老舗ブランド「ティーチャーズ(Teacher’s®)」が、195年以上の歴史を背負いながらも時代に即したブランドアイデンティティへと刷新されました。新たなパッケージデザインは、創業者ウィリアム・ティーチャーへの敬意と、現代的な感性を融合させたものです。

このリニューアルは、ロンドン拠点のブランディング会社「デザインブリッジ&パートナーズ」との共同開発によって誕生し、インド・ウッタラーカンド州で先行展開された後、全国へと拡大される予定です。


目次

リニューアルの背景と狙い

歴史を尊重しながら時代に合わせる進化

ティーチャーズの新しいビジュアルには、中央に刻まれた”WT”のイニシャルが象徴的に配されています。これは、創業者であるウィリアム・ティーチャーの功績を表す記号であり、ブランドの起源を視覚的に伝えるものです。

サントリー・グローバルスピリッツのマーケティング担当シニアディレクター、リシ・ワリ氏は「この進化は、文化的な洞察を反映させた現代的なエッジをブランドに与えるものであり、私たちの価値観と品質へのこだわりを、次の世代に伝えていく重要なステップ」と語っています。


新パッケージの特徴

項目内容
ブランド名ティーチャーズ(Teacher’s®)ウイスキー
新要素WT刻印、モダンなラベルとボトル形状
コラボレーションデザインブリッジ&パートナーズ(ロンドン)
初展開地域インド・ウッタラーカンド州
展開時期2025年6月以降、順次全国展開
核心要素高モルト比率、バーボン樽熟成、アードモアモルト使用

ティーチャーズの品質とこだわり

ティーチャーズは、その高いモルト比率と、アードモア蒸留所で造られるスモーキーなシングルモルトを核に持つブレンデッドスコッチとして知られています。今回のリニューアルでも、熟成には引き続きバーボン樽が使用されており、変わらぬ品質を維持しつつ、より魅力的な外観で新たな市場にもアピールできる構成となっています。


今後の展望

ブランドアイデンティティの刷新は単なるデザイン変更にとどまらず、ティーチャーズが次なる100年に向けて歩み出す象徴的な第一歩です。現地での反響を見ながら、他国市場での展開も検討されていく可能性があります。


まとめ

ティーチャーズの新しいブランドアイデンティティは、歴史の重みと現代性の共存を体現しています。視覚的な刷新を通じて、ブランドの核となる価値観と品質を再確認し、今後の成長とグローバル展開に向けた大きな一歩を踏み出しました。

記事まとめ

  • ティーチャーズ®ウイスキーが新ブランドアイデンティティを発表
  • ロンドンのデザインブリッジ&パートナーズと共同開発
  • ボトルには創業者WTの刻印を採用
  • まずはインド・ウッタラーカンド州で展開、全国へ拡大予定
  • 高モルト比率、アードモアモルト、バーボン樽熟成は継続
  • 視覚的刷新とともに次世代へのメッセージを発信

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この記事を書いた人

Yasui Youheiのアバター Yasui Youhei ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフ

私は、ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフです。ウイスキーの魅力を一人でも多くの人に広めたいと思い、ブログを開設しました。|TWSC審査員|ウイスキー文化研究所認定ウイスキーコニサー|調理師|1児のパパ

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