六本木で“自分だけの黄金比”をつくる夜 新潟亀田蒸溜所・堂田氏招きブレンド体験会開催

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東京・六本木の「六本木ウイスキーサロン」で、少し珍しい体験型イベントが開催されます。

3月1日、新潟亀田蒸溜所の代表・堂田浩之氏を招き、参加者自身が原酒をブレンドするセミナーが行われます。しかも、完成したウイスキーはその場でボトルキープできる、という設計です。

持ち帰るのではなく、店に置いて帰る。 ここに、この企画の芯があるように感じます。


目次

造り手の言葉で学ぶブレンディング

当日は、個性の異なる5種類の原酒をテイスティングしながら、ブレンドの考え方を堂田氏が直接解説。

寒暖差のある新潟の気候、湿度、熟成の進み方。 背景を知ったうえで原酒を触ると、比率の意味が変わってきます。

ブレンド体験というと遊びの要素が強くなりがちですが、今回は蒸溜所代表が横に立つ場。 味を“混ぜる”というより、“設計する”に近い時間になりそうです。


ボトルキープという余白

完成したウイスキーは、200mlボトルでサロンにキープ(別途料金)。

家に持ち帰れば、そこで完結します。 けれど店に置けば、次に訪れる理由が生まれる。

六本木という場所に、自分のブレンドを置いて帰る。 その行為自体が、ひとつの物語になります。

時間が経ち、再訪したときに味がどう感じられるのか。 その“間”を楽しむ設計です。


少人数だからこその密度

各回10名限定。 講師との距離も、参加者同士の距離も近い。

ウイスキーは一人で深めることもできますが、誰かの言葉や表情がヒントになることも多い。

コミュニティとしての濃度を意識した規模に見えます。


料理人として想像する場面

ブレンド体験は、完成度を競う場ではありません。

甘さを少し足すのか、余韻を長くするのか。 自分の“今の気分”を液体にする時間です。

店なら、食事のあとに静かに向き合う一杯。 家では出せない雰囲気ごと味わう。

六本木の夜に、自分のレシピを預ける。 そんな体験は、意外と記憶に残ります。


まとめに代えて

ブレンド体験は珍しくありません。 けれど「キープする」という一手間で、意味が変わります。

蒸溜所の話を聞き、原酒に触れ、自分で配合し、その味を店に残す。

ウイスキーを“所有する”のではなく、“関係を持つ”。 今回のイベントは、そんな提案に見えます。

興味があるなら、急ぐよりも、まず日程を確かめる。 そのくらいの温度で向き合うのが、ちょうどよさそうです。

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この記事を書いた人

Yasui Youheiのアバター Yasui Youhei ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフ

私は、ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフです。ウイスキーの魅力を一人でも多くの人に広めたいと思い、ブログを開設しました。|TWSC審査員|ウイスキー文化研究所認定ウイスキーコニサー|調理師|1児のパパ

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