アメリカのプレミアムウイスキー「エンジェルズエンヴィ」のシグネチャーシリーズに10年以上ぶりとなる新商品がりりーすされました。
ハンガリー産オーク樽、チンカピンオーク樽、フレンチオーク樽を使用したバーボンウイスキーとなっています。
エンジェルズ・エンヴィー・トリプルオーク
エンジェルズ・エンヴィは、元ブラウンフォーマンのリンカーン・ヘンダーソン氏が手掛けたプレミアムウイスキーです。
ウイスキー用語「エンジェルズシェア」をもとに「天使がねたむほど美味しいウイスキー」として「エンジェルズエンヴィ」と名付けられました。
天使の分け前(エンジェルズシェア)とは?
「天使の分け前」とは、ウイスキーの樽熟成中に揮発して容量が減ることを言います。
「天使が飲んだかわりに、樽に残ったウイスキーをおいしくしてくれている。」という考えから「天使の分け前」と名付けられました。
一年間でスコットランドは2~3%ほど、アメリカ・ケンタッキー州は約5%ほど減っていきます。
ポートワイン樽で熟成された「エンジェルスエンヴィ ポートフィニッシュ」がフラグシップボトル。
ワイン樽でカスクフィニッシュをさせた珍しいタイプのバーボンウイスキーで、ウイスキー愛好家から支持されています。
今回リリースされた、「エンジェルズ・エンヴィ トリプルオーク」は、同蒸留所の受賞歴のあるシグネチャー・シリーズに10年以上ぶりに加わる新しいボトルとなります。
現マスターグレンダーのマーティン氏が、世界中から調達した3種類の樽(ハンガリー産オーク、フランス産オーク、ケンタッキー産チンカピン・オーク)で熟成。
現代的なテイストを加えたトラディッショナルタイプのバーボンウイスキーとなっています。
- ハンガリー産オーク
-
フレンチオークに材質が近く、安価に仕入れることができることから、ワイン・ウイスキーなどで注目されている
- フレンチオーク
-
伝統的なフランス産のオーク材で、セシル・オークやぺドンキュラータ・オークという品種となる。トロンセ、アリエ、リムーザンが有名。タンニンが多くヴァニラやココナッツを感じさせる成分が控えめ。
- チンカピンオーク
-
アメリカ・ミズリー州やケンタッキー州のオーク材で、最近注目されている樽材です。スパニッシュオークのようにタンニンが多い特徴があり、短期熟成でも芳醇な樽香を得ることができる特徴がある。
エンジェルズ・エンヴィ・トリプルオークは、それぞれの樽の個性がいかにブレンドを引き立てるかに注力されているよようです
フレンチオークが最も強い風味をもたらし、ベーキングスパイス、チョコレート、シナモンのヒントを与えます。
それを補完するのがチンカピンオーク。
地元ケンタッキー産のオーク樽を味付けしたもので、キャラメル、バニラ、リッチなコーヒーの層が加わるそうです。
そして、ハンガリー産オークがこの3つのバランスを取り、深みを与えながら、バランスの取れたフィニッシュにまとめています。
アメリカでは2024年9月14日よりエンジェルスエンヴィ蒸留所限定でお買い求めが可能。
日本への入荷は未定となっています。
2024年9月14日より、エンジェルズ・エンヴィー蒸溜所限定で、エンジェルズ・エンヴィー・トリプルオークのボトルをいち早くお買い求めいただけます。
- 色調
-
黄金色に輝くキャラメルのような色調で、厳選された3種類のオークフィニッシュは、それぞれオークの幅の広さと楽しいニュアンスをもたらす。
- 香り
-
フレッシュで熟したアプリコットが、トーストした豊かなオークとバランスをとり、スイカズラの花の香りが際立つ。
- 味わい
-
ブリオッシュとバニラカスタードのほのかなニュアンス。レッドプラムのトップノートがフレッシュなタバコとレザーのタンニンに支えられている。
- フィニッシュ
-
心地よいスパイス、ナツメグ、ブラックペッパー、カルダモンの余韻。
「エンジェルズ・エンヴィー・トリプルオークで、ブランドのシグネチャー・シリーズに新たな足跡を残せたことに興奮しています。私がチームに参加したとき、私たちはポートフォリオを充実させるために何かユニークなものを作ることを目指していました。オーク樽仕上げでは、互いを美しく引き立てる樽を慎重に選びました。その結果、バーボンを初めて飲む人にとっても、愛好家である人にとっても、必携の一品となりました」。
- オーエン・マーティン、エンジェルズ・エンヴィー・マスター・ディスティラー
樽 | ハンガリー産オーク フレンチオーク チンカピンオーク |
価格 | $75(約10800円) |
発売日 | 2024年9月14日 |
ご購入場所 | エンジェルスエンヴィ蒸留所オンライン |
コメント