新しいコーヒーの楽しみ方「YOINED」

UCC上島珈琲が開発した「YOINED(ヨインド)」は、これまでのコーヒーの概念を覆す“飲まないコーヒー”として注目を集めています。
「YOINED(ヨインド)」は、焙煎したコーヒー豆をまるごと凍結粉砕し、圧搾したコーヒーオイルを加えて成形した、食べるスタイルのコーヒーです。
チョコレートの製造工程に着想を得たこの製品は、豆本来の甘み・酸味・苦みをダイレクトに楽しめるのが特徴。
2024年11月から発売された第2弾では、「MELLOW BROWN」(コーヒー豆成分量15%)と「CRAZY BLACK」(コーヒー豆成分量40%)の2種類がラインナップされています。
「YOINED」とスコッチウイスキーの相性
UCCは、「YOINED」をおつまみコーヒーとして楽しむことを提案し、スコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」とのペアリングを紹介しました。
ウイスキーとコーヒーは、風味の奥深さや香ばしさの面で共通点が多く、相性の良い組み合わせとされています。
ディアジオジャパンのジョニーウォーカーブランドアンバサダー、金子亜矢人ベンツェ氏は、
「YOINED」の味わいがウイスキーのフレーバーチャートにおける「MALTY(麦芽の香ばしさ)」に近いことを指摘し、マリアージュを楽しむ際には、「MALTY」なウイスキーやその対極にある「SPICY」な特徴を持つウイスキーを選ぶことで、味の調和や補完が生まれる
と解説しました。
特に「ジョニーウォーカー ブラックラベル」との組み合わせでは、ストレートウイスキーの持つ奥行きと「YOINED」のコーヒーの濃厚な風味が絶妙にマッチし、互いの味を引き立てる組み合わせとなりました。
ウイスキー愛好家にもおすすめの「YOINED」

「YOINED」は、その独特なコーヒーの風味と長い余韻を楽しめることから、ウイスキーとの相性が非常に良い製品です。
ウイスキーは、ストレートでじっくりと味わう飲み方が推奨されることが多いですが、「YOINED」と合わせることで、コーヒーの持つ苦みや甘みがウイスキーの香りと調和し、より豊かなテイスティング体験を提供します。
UCCジャパンサステナビリティ経営推進本部の小坂朋代氏も、「『YOINED』は鮮烈なコーヒーの香りが鼻に抜ける新感覚のコーヒーであり、食べるスタイルだからこそ実現できる楽しみ方がある」と語っています。
「YOINED」とウイスキーのペアリングを体験できる特別セミナー
この新たな楽しみ方を深く知る機会として、UCCコーヒーアカデミーでは、2月28日に1dayセミナー「『YOINED ヨインド』×スコッチウイスキー『ジョニーウォーカー』新感覚『おつまみコーヒー』とウイスキーで極上の余韻を味わう一夜」を開催するそうです。
このセミナーでは、土井講師が「YOINED」と「ジョニーウォーカー」の魅力を解説し、ペアリング体験やコーヒーカクテルの提供など、ウイスキーとコーヒーの奥深い組み合わせを存分に楽しめる内容となっています。
まとめ
「YOINED」は、飲むだけでなく“食べる”ことでコーヒーの新たな可能性を広げる画期的な製品です。特に、ウイスキーとのペアリングによって生まれる相乗効果は、コーヒーとウイスキーの両方を愛する人にとって新しい楽しみ方を提供します。
ウイスキー愛好家にとって、「YOINED」はこれまでにない「おつまみ」として、じっくりと味わう時間をより豊かにしてくれる存在となるでしょう。
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