けやきひろばに、ハイボールを試せる“場”が立ち上がる

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2026年2月、さいたま新都心のけやきひろばで、**「超ハイボール祭 in けやきひろば」**が初開催されます。
主催は一般社団法人梅酒研究会。日程は2月20日(金)から23日(月・祝)までの4日間です。

このイベント、目を引くのは「120種以上」という数そのものより、割り方を自分で決められるところにあります。
受付で配られる炭酸水を使い、氷を入れ、比率を決める。1:3なのか、1:4なのか、その場で変えられる設計です。

目次

銘柄より先に、濃さを試すという発想

会場に並ぶのは、ウイスキー70種以上を中心に、スピリッツ、柑橘・ベリー系、スイーツリキュールまで含めた120種超。
ただ、ここで主役になりそうなのは銘柄名よりも炭酸との距離感です。

同じボトルでも、薄めれば軽く、詰めれば輪郭が出る。
甘味や苦味の出方が変わる、その差を「体験として」分かりやすく並べている場、と見ると納得しやすいかもしれません。
テイストチャートが用意されているのも、その流れを後押ししている印象です。

料理人目線で見ると、かなり現実的

フードは「超ハイキッチン」として別枠で展開。
ホタテベーコンや唐揚げ、うどん各種に加え、ホットチョコまで並びます。

派手なペアリング提案というより、濃さを変えながら合わせを探れる料理が揃っている印象です。
例えば唐揚げでも、軽めの1:4なら油を流す役、1:2なら味を受け止める役に回れる。
正解を押しつけない構成なので、週末の外飲みとしては気持ちが楽です。

「なななべ」があるのは、冬開催ならでは

同時開催される鍋企画が**「なななべ」**。
牛しゃぶおでん、もつ鍋、水炊き、牡蠣おでんなど全7種が並びます。

寒さ対策というより、ハイボールを薄めに振りやすくする環境づくりと考えると腑に落ちます。
体が温まると、自然と杯がゆっくりになる。そのテンポも含めた設計に見えます。

買う場はあるけれど、急がなくていい

飲み比べ後にボトルを購入できる「超ハイバザール」も併設されています。
ただし数量限定の銘柄もある一方で、「今すぐ持ち帰らなければ」という空気は強くありません。

国内蒸溜所のウイスキーについても、“待つ”ことを前提に語られている点は穏やかです。
応援という言葉も、押し売りには聞こえにくい距離感に収まっています。

開催概要

  • 日程:2026年2月20日(金)〜23日(月・祝)
  • 会場:さいたま新都心 けやきひろば
  • 内容:ハイボール飲み比べ/フード/鍋企画/即売
  • チケット:前売・当日あり(クーポン制)

まとめに代えて

このイベントは、「どのウイスキーがすごいか」を競う場ではなさそうです。
それよりも、自分に合う濃さを見つけるという、ごく当たり前だけど普段は試しにくい体験を、広い場所で許してくれる。

ハイボールが好きな人ほど、静かに刺さる場面がありそうです。
あとは当日の空気次第。そのくらいの距離感で、ちょうどいいのかもしれません。

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この記事を書いた人

Yasui Youheiのアバター Yasui Youhei ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフ

私は、ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフです。ウイスキーの魅力を一人でも多くの人に広めたいと思い、ブログを開設しました。|TWSC審査員|ウイスキー文化研究所認定ウイスキーコニサー|調理師|1児のパパ

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