芸術的なラベルと革新的なウイスキーが特徴のコンパスボックス。
2016年に発売された限定ボトルの「ザ・サーカス」にインスパイアされた限定ボトルがこの度リリースされます。
コンパスボックス ザ・トラベリング・サーカス
ロンドンを拠点とするアメリカ人創業のウイスキー・メーカー、コンパス・ボックスは来年、創業25周年を迎えます。
スパイスツリー、ピートモンスター、フレミングハートなど……
このブランドは革新的なウイスキーに挑戦し続けて、ウイスキーの風味の言語化をすることで名声を築いてきました。
そして今、Compass Boxは最新作「The Travelling Circus」をリリースし、前向きな姿勢を見せています。
「The Travelling Circus」は、このブランドを世界中のバックバーに押し上げるきっかけとなったフレーバー、ピートに傾倒しています。
スコットランドの西海岸に位置する蒸留所のスモーキーで磯っぽいフレーバーを持つモルト原酒を中心にブレンド。
タリスカーやカリラがキーモルトとして使われているようです。
コンパスボックスのウイスキー製造ディレクターであるジェームス・サクソンは、以下のように語っています。
「サーカスの夜の壮大さと活気を表現するウイスキーを作りたいと考えた。成分の大部分はシェリー樽で熟成され、全体の味に深みを加えている。」
「トラベリングサーカスの登場をとても嬉しく思っています。「シェリー樽熟成と複雑なスモーキーさのバランスは、コンパス・ボックスの特徴のひとつです。コンパスボックスを初めて知る人にとっては、高品質なスコッチ・ウイスキーをクリエイティブに組み合わせることで、私たちがどのような場所を探検できるのか、世界を旅するような入門編となるでしょう。」
トラベリングサーカスは深い果実味を醸し出し、香り高いドライスモークとシルキーな華やかさが特徴。
スモーキーさは、スペイサイドのシェリー樽の香りのおかげでさらに層を増し、現在は閉鎖されているポートダンダス蒸溜所からの添加により、グレーンウイスキーの特徴で締めくくられています。
コンパスボックス ザ・トラベリング・サーカスは8月末までニューヨークのジョン・F・ケネディ空港とロサンゼルス国際空港でのみ販売されます。
日本への入荷はないかもしれません。
アルコール度数49%のこのウイスキーの希望小売価格は700mlボトルで188ドルとなっています。
コメント