英国政府は2026年9月11日、「English Whisky/English Whiskey」の地理的表示(GI)登録を承認しました。
20日間の通知期間を経て、2026年10月1日に登録簿へ記載され、名称保護が発効する予定です。
目次
GI承認の内容
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 承認発表日 | 2026年9月11日 |
| 保護発効予定日 | 2026年10月1日 |
| 申請主体 | English Whisky Guild |
| 利用条件 | 製品仕様への適合とHMRCによる確認 |
今回の決定は9月11日の時点で直ちに保護が始まったという意味ではありません。
登録後は、イングランドで製造され、定められた仕様を満たす商品だけがEnglish Whiskyを名乗れます。
生産者はHMRCの検証を受ける必要があり、産地名を表示する責任がより明確になります。
GIは味の順位ではなく、名称と産地、製造基準の結び付きを守る制度です。
飲み手への意味とまとめ
英国政府によると、イングランドの蒸溜所は2023年の46カ所から70カ所超へ増え、30カ国以上へ輸出されています。
市場が拡大するほど、産地名だけを借りた商品と現地で基準を満たした商品を区別する仕組みは重要になります。
スコッチやウェルシュとは守られる地域と製品仕様が異なり、英国産を一つの製法として扱うことはできません。
GIを銘柄の優劣ではなく、どこでどの基準に沿って造られたかを確かめる目印として使うのが適切です。



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