グレンアラヒー蒸留所のピーデッドタイプシリーズである「ミークルトール」。
毎年恒例である限定リリースが発表されました。
ミークルトール ターボ2024エディション
独立系スコッチ・ウイスキー・メーカー「ザ・グレンアラヒー・ディスティラーズ・カンパニー」。
今回同社から発表された「ミークルトール」の2024エディションは、5つのアメリカの新樽と4つのオロロソ・ホグスヘッドをマリアージュさせたものとなっています。
全世界で生産量はわずか2,200本。
前作2023エディションは、IWSCにて94点の高得点を勝ち取り、「ピーチとフルーティーな香りが楽しめ、後味はピリッとした辛さでバランスが取れている」と賞賛されたボトルでした。
今回の2024エディションは、より期待が高まる中リリースされたウイスキーであり、より限定的なボトリングとなっています。
グレンアラヒー蒸留所の中で最もフェノール値の高い原酒が使われており、瓶詰時のフェノール値は驚異の70ppm。
リッチな樽で5年間熟成。
「トーストしたナッツ、塩キャラメル、ダークチョコレートのトリュフのような複雑なフレーバーにバランスのとれた味わいが特徴となっているそうです。
今回の新リリースについて、現在グレンアラヒー蒸留所の指揮を執るビリー・ウォーカー氏はこう語っています。
「この10ヶ月間、マイクル・トワールがウイスキー業界内外で好評を博したことに感激しています。ザ・グレンアラヒーの経営を引き継ぐにあたって、ピーテッド・キャンペーンを始めることはチームにとっても私にとっても不可欠なことでした。
ターボはその性質上、信じられないほど限定されていますが、もし手に入れることができるのであれば、この機会を逃す手はありません。2024エディションは、ドライフルーツとチョコレートのトーンと共に、甘いキャンプファイヤーのスモークが詰まった、とても魅力的なドラマです。」
商品名 | Meikle Tòir The Turbo 2024 Edition |
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アルコール度数 | 50% |
参考価格 | £55.99(約11055円) |
発売日 | 7月11日より世界中で順次発売 |
本数 | 2200本 |
グランアラヒー蒸留所
グレンアラヒー蒸留所は、1867年にスコットランド・スペイサイドで創業した蒸留所です。
手づくり・スモールバッチにこだわる蒸留所で、閉鎖と再開を繰り返した歴史がありますが、2017年よりウイスキー業界の生きる伝説”ビリー・ウォーカー”氏がマスターディスティラーに就任。
以降モルトファンを納得させるシングルモルトを造り続けています。
2018年から年間で約6週間だけピーデッドタイプを生産しており、ピーデッドタイプの年間生産量は総生産量のおよそ1/10に相当しています。
今回の「ミークルトール(大いなる追及)」は、ビリー・ウォーカーのウイスキーへの飽くなき情熱を表現したネーミングとなっており、定番ラインナップは下記のようなキャラクターとなっています。
- ヘビーピーデッドタイプ
- 5年熟成
- アルコール度数48~50%のハイプルーフ
- ノンカラー
- ノンチルフィルタード
ミークルトールは、島のピートと比較してより甘いスモークの風味をもたらすセント・ファーガス産の本土産ピートを使用。
また、160時間という長時間の発酵を経て、複雑で風味豊かなエステルに富んだ蒸留酒に仕上げています。
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