約60年ぶりにウイスキー造りを再開した高藏蒸留所から、初のジャパニーズシングルモルト「高藏 the First」が発売されます。
通常版とカスクストレングス版の違い、梅酒蔵ならではのプラムワインカスク、販売日時を整理しました。
この記事では、発売時期や仕様を並べるだけでなく、この商品ならではの背景と、購入前に確認しておきたい点まで分かりやすく紹介します。
発表内容と基本情報
| 商品情報 | 通常版 | カスクストレングス版 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年10月16日 | 2026年10月16日 |
| 容量 | 700ml | 700ml |
| アルコール度数 | 48% | 61% |
| 参考価格 | 12,100円(税込) | 16,500円(税込) |
| 限定本数 | 5,800本 | 500本 |
「高藏 the First」は、高藏蒸留所が念願のジャパニーズシングルモルトとして送り出す最初のボトルです。
高藏蒸留所では1959年の火災を境にウイスキー造りが途絶えましたが、2022年に蒸溜を再開しました。
本作は再開後に造られた原酒だけを使い、3年以上の熟成を経て完成した蒸溜所初のシングルモルトです。
プラムワインカスクを中心に、バーボンカスクとピノ・デ・シャラントカスクの原酒を組み合わせています。
梅酒造りも手掛ける酒蔵の背景が、樽選びにも表れた一本といえるでしょう。
公式オンラインショップでは発売日の12時、直売所の別春館では9時30分から販売が始まる予定です。
今回の注目点と選ぶときの注意
このボトルで最も気になるのは、3種類の樽がどのような果実感を生み出すかという点です。
プラムワインカスクは熟した果実を思わせる甘酸っぱさ、ピノ・デ・シャラントカスクはブドウ由来の甘みや厚み、バーボンカスクはバニラや樽由来の香ばしさにつながる可能性があります。
実際の香味はまだ確認できていませんが、樽構成を見る限り、蒸溜所の原酒に重なった華やかな果実香を楽しむ設計が期待できます。
スペイサイドモルトや台湾産ウイスキーに見られる、明るくフルーティーなタイプが好きな方は、特に注目したい一本です。
通常版は48%に調整されており、香りを確かめながら飲み進めたい方に選びやすい仕様です。
一方、61%のカスクストレングス版は、原酒に近い力強さや加水による変化を楽しみたい方に向いています。
安井プラムワインカスクなので、梅酒の甘酸っぱい香りが好きな方も気になる一本ですね
まとめ
「高藏 the First」は、約60年ぶりにウイスキー造りを復活させた高藏蒸留所にとって、再出発を形にしたジャパニーズシングルモルトです。
プラムワインカスクを軸に、バーボンカスクとピノ・デ・シャラントカスクを重ねた構成からは、酒蔵として培ってきた果実酒造りと新しいウイスキー造りを結び付けようとする意図が感じられます。
飲みやすさを重視するなら48%の通常版、原酒の力強さや加水による変化まで試したいなら61%のカスクストレングス版が候補です。
特にカスクストレングス版は500本限定のため、希望する方は販売開始時刻を確認しておきましょう。
未試飲の段階で味を断定することはできませんが、果実感のあるウイスキーや梅酒樽を使った熟成に興味がある方には、見逃しにくい新商品です。












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