嘉之助のウイスキーを、ボトルではなくバーの一杯から試してみたい。
そんな方に気になる新作が、お酒の美術館のオリジナルウイスキー「午后(GOGO)」です。
2026年10月上旬から各店で順次提供される本作は、焼酎リチャー樽の原酒を核に、ピーテッド原酒も組み合わせたシングルモルト。
果実味と穏やかな煙が重なるという公式説明を手掛かりに、造りの背景と選び方を紹介します。
「午后」の商品情報と飲める場所
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | シングルモルトジャパニーズウイスキー 午后(GOGO) |
| 発表日 | 2026年9月29日 |
| 提供開始 | 2026年10月上旬から順次 |
| 提供先 | 全国のお酒の美術館各店 |
| 容量・度数 | 700ml・48% |
| 原料 | モルト |
| 原酒構成 | 焼酎リチャー樽を核に、バーボン樽などの原酒とピーテッド原酒を使用 |
| 提供価格・熟成年数・総本数 | 今回の確認資料では未確認 |
| ボトル販売 | 一般流通なし。一部店舗・国内イベントで数量限定販売予定 |
「午后」は、お酒の美術館の蒸溜所コラボ第5弾として生まれました。
今回の入口は、家に一本迎えることより、店で一杯を選ぶことです。
普段の嘉之助が好きな方にも、初めて飲む方にも、スタッフへ好みを伝えて注文するという選択肢があります。
ただし、順次提供のため、訪問予定の店舗に入荷しているかは事前に確認しておきましょう。
一般流通はありませんが、グランドリカー高槻店などで例外的なボトル販売も予定されています。
飲みに行く場合とボトルを探す場合では案内先が異なるため、目的に合わせて公式発表を確認すると迷いません。
焼酎リチャー樽とは? 嘉之助の背景を知る手掛かり
焼酎リチャー樽は、焼酎の熟成に使った樽を焼き直し、ウイスキーの熟成に利用するものです。
嘉之助の公式商品紹介では、樽貯蔵焼酎「メローコヅル」に使用した樽をリチャーリング、つまり焼き直して、ウイスキー造りへ生かしてきたと説明しています。
焼酎をウイスキーへ混ぜるのではなく、焼酎を育てた樽を受け継ぐということです。
前回紹介したリフィルが樽の再使用を指すのに対し、リチャーは焼き直す処理に目を向けた言葉。
似た響きでも、何を説明しているかが違います。
「午后」では、その樽で育った原酒が味わいの中心に置かれています。
嘉之助の背景を知ってから飲むなら、木の種類だけでなく、焼酎造りから続く樽の使い方にも関心を向けてみたいところです。
果実味に煙を重ねる、どんな方に向く一本?
「午后」は、果実の甘い香りもスモークも気になる方に紹介したい一本です。
以下はNBGの公式発表による香味説明の要約であり、当サイトの試飲評価ではありません。
| 香味 | 公式説明に基づく要約 |
|---|---|
| 香り | オレンジや杏子、干し柿、スパイス、土や干草を思わせる煙 |
| 味わい | 蜂蜜を思わせるコク、柑橘、生姜のアクセント |
| 余韻 | 麦芽の香ばしさ、ほろ苦さを伴うピート |
煙だけを主役にするというより、果実や甘みとの重なりに注目すると、選ぶ理由が見つかりそうです。
ただし、穏やかという言葉だけで、誰にでも飲みやすいと判断する必要はありません。
ピートの香りが苦手ならその点をスタッフに伝え、飲み方も含めて相談してみてください。
反対に、強烈な煙だけを求める方は、甘みや果実味も含めた一本として考えたほうが期待とのずれを減らせるでしょう。
48%のウイスキーなので、香りの印象とアルコールの強さは分けて選びたいところです。
まとめ
「午后」は、嘉之助の焼酎リチャー樽熟成原酒を軸に、果実味とスモーキーさを組み合わせた、お酒の美術館のオリジナルウイスキーです。
樽の来歴を知って味わうもよし、まずは好きな香りを手掛かりに一杯を選ぶもよし。
一本を買う前に、自分に合うかをバーで考えたい方にも、気になる選択肢でしょう。
限定という言葉だけで急ぐより、甘みと煙のどちらに惹かれたかを伝えて注文すると、スタッフとの会話も始めやすくなります。
店舗ごとの提供状況と価格を確認したうえで、嘉之助の新しい表情に触れる一杯を検討してみてください。
出典
- NBG・「午后」公式発表
- 嘉之助公式・焼酎リチャー樽の背景
- 情報確認日:2026年10月6日


