アナンデールが12月から日本で正規販売へ|ノンピートとピーテッド、4本の選び方

サイズ酒販の公式発表に掲載されたアナンデール蒸留所の全景
画像提供:株式会社サイズ/PR TIMES(アナンデール蒸留所全景)
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スコットランド・ローランドのアナンデール蒸留所が、2026年12月から日本で正規販売されます。

サイズ酒販が紹介するのは、ノンピートの「マンオーワーズ」と、ピーテッドの「マンオーソード」から各2商品。

どちらも複数の樽を混ぜず、一つの樽から瓶詰めするシングルカスクです。

煙の有無で選ぶだけでなく、バーボン樽やシェリー樽との組み合わせから、気になる一本を探せるラインアップとなっています。

目次

国内で案内された4商品の基本情報

商品名(アナンデール)スタイル樽容量アルコール度数想定販売価格(税込)
マンオーワーズ フレッシュバーボン 160ノンピートファーストフィル・バーボンバレル700ml58.1%8,980円
マンオーワーズ オロロソシェリー 915ノンピートオロロソ・シェリー樽700ml60.2%9,980円
マンオーソード オロロソシェリー 275ピーテッドオロロソ・シェリー樽700ml61.7%9,980円
マンオーソード フィノシェリー 343ピーテッドフィノ・シェリー樽700ml61.4%9,980円

国内正規販売は2026年12月からで、販売元はサイズ酒販です。

具体的な発売日や国内向け本数は、今回の発表では案内されていません。

注目したいのは、同じ蒸留所を煙の有無と樽の違いという二つの軸から選べること。

マンオーワーズのバーボン樽を起点にすれば、もう一方はシェリー樽という枝分かれになります。

対してマンオーソードは、ピーテッド原酒をオロロソとフィノで熟成した組み合わせです。

オロロソ同士でも原酒のタイプが異なるため、単純な樽違いの比較とは分けて捉えたいところでしょう。

価格は販売元が示す想定価格で、店頭での販売価格を保証するものではありません。サイズ酒販の発表

マンオーワーズとマンオーソード、好みの入口は煙の有無

煙を控えたスタイルから選ぶならマンオーワーズ、スモーキーなモルトが好きならマンオーソードが入口になります。

蒸留所は前者を穏やかでまろやかな方向、後者を煙の存在感がある方向として紹介しています。

これはシリーズの説明であり、今回の4本を当サイトで飲み比べた評価ではありません。

ノンピートだから必ず軽い味になるわけではなく、樽や度数によって印象は変わるでしょう。

マンオーワーズは詩人ロバート・バーンズにちなむ名称で、ラベルの羽ペンが目印。

一方、マンオーソードはスコットランド王ロバート・ザ・ブルースに由来し、剣の意匠で見分けられます。

名前を覚える前でも、羽ペンか剣かを手掛かりにすると選びやすくなりそうです。アナンデール公式

樽から考える味わいと、向いている人

原酒と樽の甘い香りに関心があるならバーボン樽、シェリー樽と煙の重なりが気になるならマンオーソードが候補になります。

一般に、バーボン樽熟成ではバニラやココナッツ、シェリー樽熟成ではドライフルーツやナッツを思わせる香りが選ぶ手掛かりとなります。

ただし、ここで挙げた香りは樽熟成の一般的な傾向で、今回のボトル固有のテイスティングノートではありません。

オロロソとフィノも、どちらもシェリーに使う樽だからといって同じ香味にはならないものです。

ワインの種類だけでなく、樽材や使用履歴、熟成期間が重なるため、フィノなら必ず辛口、オロロソなら必ず甘口とは言い切れません。

4本とも58%を超えるので、強いアルコールが苦手な方は、少量を加水しながら試す方法も選択肢です。

一樽ごとの違いに興味を持ち、いつもの銘柄から少し選択肢を広げたい方に向くラインアップでしょう。

日本発売前には、東京のウイスキーフェスで試飲提供を予定

12月の正規販売より先に気になる一本を探したい方には、11月6日・7日のウイスキーフェスティバル2026 in TOKYOが機会になりそうです。

サイズ酒販は東京国際フォーラムの自社ブースで、国内展開予定ボトルの試飲提供を案内しています。

蒸留所からゲストを招く予定もあり、原酒や樽について直接質問できる場としても気になる企画でしょう。

ただし、4商品すべてを必ず飲めるか、試飲が無料かといった条件までは今回の発表で明示されていません。

入場や当日の提供条件は主催者・出展者の案内を確かめてください。

ボトルを購入する前に煙や樽の方向性を少量で試し、自分の好みを探すという順番もよさそうです。サイズ酒販の試飲案内

まとめ

アナンデールの日本正規販売は、同じ蒸留所のノンピートとピーテッドを、異なる樽から選べるニュースです。

穏やかなスタイルに関心があればマンオーワーズ、煙を伴うモルトを探しているならマンオーソードが最初の手掛かりになります。

さらにバーボン、オロロソ、フィノという樽の違いを重ねると、蒸留所名だけでは分からない選択肢が見えてくるでしょう。

一樽から瓶詰めするため、同じシリーズでも別の樽まで同じ味とは限りません。

気に入った一本が見つかったら、シリーズ名に加えて末尾の数字まで覚えておくと、次に探すときの助けになります。

正規販売は12月からの予定で、購入前に試してみたい方は、11月の東京フェスでの提供案内も確認してみてください。

出典

画像提供:株式会社サイズ/PR TIMES(出典)

サイズ酒販の公式発表に掲載されたアナンデール蒸留所の全景

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この記事を書いた人

Yasui Youheiのアバター Yasui Youhei ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフ

私は、ウイスキープロフェッショナルの資格を持つシェフです。ウイスキーの魅力を一人でも多くの人に広めたいと思い、ブログを開設しました。|TWSC審査員|ウイスキー文化研究所認定ウイスキーコニサー|調理師|1児のパパ

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